一般的な汗臭さには過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)による浸け置きが効果的。
激しい運動や疲労・ストレスによる汗の独特な臭いにはクエン酸による浸け置きが効果的な事も。これは、汗に含まれるアンモニア(アルカリ性)を酸が中和するためです。
消臭に特化した洗濯仕上げ剤の利用も効果的です。
汚れの落とし方
●過炭酸ナトリウムでの浸け置き
使用量の目安:湯3Lにつき過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)大さじ2杯程度
浸け置き方法詳細については過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)での洗濯:過炭酸ナトリウムを使った洗濯アイディア(ナチュラルクリーニング百科事典)をご参照下さい。
- 浸け置き容器にアルミニウム製の容器(アルミバケツなど)は使わないで下さい。アルミニウムはアルカリに弱いため材質が傷む可能性があります。
●クエン酸での漬け置き
使用量の目安:水3Lにつきクエン酸小さじ半分弱(1~2g)
- バケツやタライに水を用意する。
- 水にクエン酸を溶かす。
- 衣類を20~30分浸け置く。
- 衣類を引き上げて絞り、水で濯ぐ。
- 他の洗濯物と一緒に普通に洗濯する。
- 臭いが落ちきっていないようなら上記手順を繰り返す。
- 浸け置き衣類は、必ず水で濯いでから通常の洗濯を行います。濯がずに石鹸等のアルカリ性洗剤で洗うと衣類に残ったクエン酸が洗剤のアルカリ性を弱め、洗浄力を低下させます。
- 金属製の容器は浸け置きに用いない方が良いでしょう。酸は金属を侵す性質がある為です。この浸け置き程度のクエン酸溶液で忽ち金属が溶ける等の心配はありませんが、念の為です。
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