ざるの汚れ

2017年2月1日
  • 目の細かいざるの汚れは案外落としにくいもの。

    「きちんと洗っているのに何だかスッキリしない……」と感じたら過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)でお手入れしてみましょう。

汚れの落とし方

使用量の目安:湯2Lにつき過炭酸ナトリウム小さじ1

●ボウルなどの容器を使う方法

  1. ざるが十分に浸る位の容器を用意する。
  2. ざるを容器に入れ、過炭酸ナトリウムと50℃程度の湯を注ぐ。
  3. ざるが湯に十分に浸っているのを確認し、30分~1時間程度放置する。
  4. ざるを引き上げ、タワシなどで軽く擦りながら濯ぐ。

●ポリ袋を使う方法(ざるを浸けられる容器がない場合)

  1. ざるが余裕を持って入る大きさの、丈夫なポリ袋を用意する。
    ※耐熱温度50度以上の製品を選ぶこと。
  2. 袋にざると過炭酸ナトリウム、50℃程度の湯を入れる。
    ※袋を引っかけて破かないよう注意。
  3. 袋の口を軽く縛って湯がこぼれないようにする。
  4. ざるが湯に十分に浸っているのを確認し、30分~1時間程度放置する。
  5. 袋の液を捨て、ざるをタワシなどで軽く擦りながら濯ぐ。

●ヒント

  • 汚れがひどい場合は過炭酸ナトリウムの量を増やして下さい。
  • 浸け置き中、容器に蓋をするなど湯温が下がらない工夫をすると効率的に洗浄できます。
  • 容器での浸け置き、ポリ袋での浸け置き、いずれの場合も決して完全密封はしないで下さい。密封すると過炭酸ナトリウムから発生したガスの圧力によって容器や袋が破損する恐れがあります。
  • ステンレス以外の金属でできたざるはこの方法でお手入れしないでください。過炭酸ナトリウムはステンレス以外の金属と反応する性質があり、素材をを傷める恐れがあります。
  • 木製・竹製のざるはこの方法でお手入れできますが、材質によっては過炭酸ナトリウムの漂白作用によって色が薄くなる可能性があります。
  • 浸け置き液からざるを引き上げるときは、手荒れ防止のためゴム手袋着用をお勧めします。

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