擦っても落ちない焦げ付き汚れ落としには過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)やアルカリ剤での浸け置き、煮洗いなどが有効です。
過炭酸ナトリウムをペーストにして使える酸素系カビ取り剤を流用するのもお勧めです。
汚れの落とし方
◆過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)で浸け置き
「換気扇の汚れ(汚れ別逆引き事典)」の「過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)による浸け置き」をご覧下さい。
◆アルカリ剤で浸け置き
- 五徳が十分に浸る大きさの容器に50℃程度の湯を張り、アルカリ剤の水溶液を作る。
アルカリ剤の使用量は基本のアルカリスプレーと同じでよい。 - 五徳をアルカリ剤入りの湯に浸し、1~2時間放置する。
- 五徳を引き上げ、汚れが残っていたらスポンジやブラシなどで擦り落とす。
- 落ちない汚れにはクレンザーを使ったり、上記手順を繰り返したりする。
※アルミニウム製の容器で浸け置きをしない事。アルミニウムはアルカリに弱い為。
◆煮洗い
- 大きな鍋または金だらい等に五徳を入れる。
- 水をたっぷり張って加熱し、10~20分ほど煮立てる。
- 五徳が触れるくらいの温度になるまで冷ます。
- 五徳を鍋から引き上げ、緩んだ汚れをタワシやブラシなどで擦り落とす。
- 落としにくい汚れはクレンザーを使って擦る。
※鍋は多少傷が付いてもよい古いものを使う。ホーローやガラス製の鍋は不向き。
◆酸素系カビ取り剤を流用
以下の製品説明に従ってペーストを作り、焦げに塗りつけて放置してから洗い流す。
◆ヒント
過炭酸ナトリウムやアルカリ剤には脱脂作用があります。作業中は手荒れ防止のためゴム手袋着用がお勧め。
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