水垢

2015年1月29日
  • 水周りに付く白っぽい「水垢汚れ」の正体は「炭酸カルシウム」という物質。水に含まれるカルシウム分が固体となって出てきた物です。

    カルシウムは金属の一種なのでクエン酸で溶かせます。

    付いたばかりの軽い水垢ならクレンザーで擦り落とす事も可能です。

汚れの落とし方

◆軽い水垢

  • スポンジやぼろ布にクレンザーを取り、水垢を擦り落とす。強く擦りすぎて傷を付けないよう注意。
  • 基本の酸スプレーをスプレーして拭き取ってもよい。

◆ガンコな水垢

  1. ティッシュペーパーやぼろ布などに基本の酸スプレー液を含ませる。
  2. 水垢の上からパックするように貼り付けて30分~1時間ほど放置する。
  3. 水垢が落ちたら、その場に酸が残らないよう水拭きして仕上げる。
  4. 水垢が落ちていないようならパック時間を延長する。

◆ヒント

  • 水垢(炭酸カルシウム)は、水分が蒸発するとその場に取り残される形で出て来る。水滴の状態の内に拭き取ればカルシウムも水分と一緒に取り除かれるため水垢汚れにならない。
  • 大理石・セメントについて
    • 大理石や人造大理石、セメントには酸を使わない事。カルシウム分が多く含まれる為、酸で洗うと素材が溶けてしまう。
    • 柔らかい素材であるためクレンザーで強く擦るのも避ける。これらの素材には水垢予防を心がける。
    • 人工大理石の場合は樹脂が主成分なので上記の3素材より酸に強いが、中には天然石を練り込んだ製品もある。酸パックを試したい時は事前に原材料を確かめる事。

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